高齢化社会の今、介護が重要となっています

介護業界の低賃金・重労働問題

介護業界の低賃金・重労働問題

介護業界が低賃金重労働となっているのは有名なことですが、その原因となっているのは社会のニーズと国の政策のずれでしょう。
まず2000年の介護保険制度導入から17年。
社会保障費用の削減に走る国は報酬引き下げを優先しています。
業務独占の医療現場に対し、生産性の無い業界に加え、本末転倒な制度なわけですから当然財源圧迫です。
また、サービス事業所の内容も質の低いものが目立ち、いわゆる「介護職員でなくて、ボランティアでもできる」と解釈されているのです。
結果地域の社会資源にサロンやボランティア団体を立ち上げ、報酬を請求する事業所は縮小されるのです。
専門性の低い仕事という前提がある為に基本報酬を上げてもらうことができずに収益を得られない事業所は介護職員に給与の支給を十分行えないのです。
サービスの質の低下、報酬引き下げ、職員のやる気減少の流れが悪循環するのです。
加えて身体に負担が多く、夜勤などもあり、この業界に飛び込む人が少ないのです。

介護業界が変わるにはどうしなければいけないか

現代の介護業界は様々な問題を抱えています。
高齢者の増加による仕事量の増加と、介護保険制度による報酬の低下などがその業界ではたらく人の収入を圧迫し、そのモチベーションの低下を招いているのが大きな原因です。
同じような現象は保育士や医師にも共通の課題となっています。
保育士もその賃金水準が低い事や子供の増加による仕事量の増加があり、医師も高齢化社会による患者の増加や保険制度における報酬の低下などが課題となり、それぞれその仕事に従事する人の絶対数が不足しているのです。
しかしこれらの原因は全体のバランスを取るためには必要なことであり、例えば報酬を単純に増加するとその財源の不足を招き破綻してしまう事になるため、充分な検討が必要です。
その為、直接的にこれらの課題を解決する事はなかなか難しいものです。
しかし、介護業界が変わるためには第一にそれぞれの姿勢を変えることが重要な要素になります。
面倒を見てもらう高齢者の側は御世話になっているという意識を持ち、自分で出来ることは自分で行うなどの姿勢を見せることがその第一歩になります。

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